ライフオーガナイザー®︎を目指した理由【後編】

長い長いお話もようやく後編。
いよいよ完結編です。

前編では幼少期の話を。

中編ではその後の学びを。

後編では、より具体的にライフオーガナイザー®︎を目指すに至った理由をお伝えできればと思います。

INAXライブミュージアム「土、どろんこ館」で働き始めたことで、土・木・鉄など、自然素材を使った空間の心地よさを日々体感することができました。

前述の通り、そこでやっと気付くのです。
「あぁ、“家”でいいんだ」ということに。
人のココロとカラダを元気に回復させて、気持ちよく過ごす空間は、何も特別な場所に行く必要なんてありませんでした。

生活をする家が快適であれば、日々の忙しさや疲れを、毎日リセットすることができる。

次に働くなら、個人住宅を扱う会社にしようと決めた私は、結婚に伴う転居・転職で、リフォーム会社に入社します。

家づくりに携わりたかったので、営業職を希望しましたが、面接で色々話すうちに広報での入社が決まりました。

広報の仕事はとても楽しく、1人目の産休に入るまでの間、たくさんの素敵なお客様のお家を見せていただきました。

復帰後は、既存のお客様に向けた広報を中心に、完成物件の撮影サポートなどに入る中で、ある事に気がつきます。

リフォームを機に、暮らし方やモノとの向き合い方もリニューアルし、本当に快適に過ごされている方がいる中で、建物や空間が美しく快適に変わっても、モノの多さから、快適さが薄れてしまっている方が少なくないのではないか…

逆にいうと、たとえ賃貸であっても(わが家は賃貸です)、暮らし方やモノとの向き合い方を俯瞰し、仕組み化されていれば、快適に過ごせるのではないか。

どんな空間であっても、住まい手を主役にお家を整えていくこと。なにより「やっぱりお家が一番」と思える住まいづくりや暮らしができたら、人はもっと幸せを感じられるのではないか。

私ができること・やりたいことはココなのではないか。…確信に近い思いで、ライフオーガナイズ入門講座を受講しました。

結果は大正解。
前編・中編とお読みいただいた方は薄々感じ取ってくださったかもしれませんが、私は知らず知らずのうちに、人生をオーガナイズしていたんだとわかりました。

目的や目標が常にチラチラと見えているので、私は大きく落ち込むこともなく、自分以外の誰かや何かに振り回されることもなく、その時の自分を受け入れながら、日々を過ごすことができました。

この心地よさを、もっと多くの人に知ってほしい。“自分”に軸足を合わせて生活することで、少しでも日々感じるストレスや生きづらさを和らげてほしい。そうすれば、きっとココロもカラダも軽やかに、気持ちよく生きられるはず。

この想いを、「空間=住まい」を通じてお伝えしていきたいと考え、私はライフオーガナイザー®︎になりました。

いずれはレジデンシャルオーガナイザー(建築、インテリアの専門知識を持ったライフオーガナイザー)を目指しています!

まだまだ始まったばかり。
勉強の日々ですが、これからどうぞお付き合いくださいませ。



There’s no place like home.
さぁ、おうちに帰りましょ。

vivo-stadio

「There’s no place like home.(やっぱりおうちがいちばん)」をコンセプトに、ライフオーガナイズの手法を活かし、住まい手のカラダとココロが喜ぶ“暮らしの仕組み”づくりをお手伝いするvivo-stadioのWEBサイトです。

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